2009年01月 の記事一覧

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「どうする派遣切り 2009年問題」

派遣切り

「どうする派遣切り 2009年問題」という本が旬報社から緊急出版されました。

「不況だからしょうがない、なんて大ウソ!これが派遣切りにあっても闘い生きていくためのマニュアルだ!」

著/高井晃、鴨桃代
定価/1,050円
発行日/2009年1月25日

<主な目次>
「派遣村」からのメッセージ―関根秀一郎・派遣ユニオン書記長に聞く
企業は内部留保を放出せよ―小谷野毅・ガテン系連帯事務局長に聞く
第1章 派遣切り
 1.止まらない派遣切り
 2.悲鳴をあげる派遣労働者
第2章 派遣切りと闘う
 1.正規労働者と同じ権利をもっている
 2.派遣切りと闘うマニュアル
 3.法律を知って活用する
 4.どこに相談するか
 5.労働組合で闘う
 6.正社員組合も闘おう
第3章 製造業派遣における2009年問題
 1.2009年問題とはなんだろう
 2.マニュアル「クーリング期間悪用の仕組み」
 3.「派遣切り」の横行で2009年問題から「逃亡」をはかる使用者たち
第4章 派遣法の抜本改正を
 1.なぜ派遣法改正は必要なのか
 2.どのような法改正が必要なのか
スポンサーサイト

イラク戦場からの告発

ひょうご丹波・憲法を生かす会が2周年を記念して、篠山市内で開いた講演会「イラク戦場からの告発」に参加しました。フリージャーナリスト・西谷文和さんが制作したDVDの上映と、西谷さんの講演がありました。やはり映像の力はすごいなあと思いました。説得力が違います。

アメリカの大統領がオバマ氏に替わったからといって、アメリカの好戦性に変わりはありません。イラクから米軍が撤退しても、今度はアフガニスタンに軍隊を増派すると言っています。アメリカの仕掛ける戦争によって、イラクなどの人々の命や暮らしが奪われているのです。そして、戦争の影響は全世界に及びます。「派遣切り」など、雇用破壊も無縁ではありません。
イラク

東京地方裁判所による暴力的強制執行に対する声明

   東京地方裁判所による暴力的強制執行に対する声明  
                                             2009年1月25日

                                   全国コミュニティ・ユニオン連合会
                                   会   長   鴨  桃  代
                                   労 働 組 合  東京ユニオン
                                   執行委員長   渡 辺 秀 雄

本日早朝、東京地方裁判所執行官、警視庁の私服警察官および機動隊、高輪警察署の警察官、ガードマンら合わせて総勢1000名を超える体制を持って正式な通告をすることもなく、強制執行が暴力的に強行された。品川駅前第一京浜国道を封鎖し、地域一帯を戒厳令状態にして強行された強制執行は、債権者リーマンブラザースグループと京品実業が行おうとした反社会的債権回収と無責任かつ身勝手な廃業と解雇の不当性をより一層明らかにした。東京ユニオン京品ホテル支部の解雇撤回・廃業反対・自主営業の闘いに連帯する300名をこえる支援の労働者の徹夜での一糸乱れぬ固いスクラムは、暴力的で理不尽な強制執行に対して職場を守り耐え抜いたが、権力の暴力の前についに解除されるにいたった。しかし、いかなる暴力をもってしても、労働者の生存権をかけた闘いの志を奪うことはできない。あくまで高々と労働者の生存権の旗を掲げ、勝利まで仲間とともにスクラム固く戦い続ける。

本日の強制執行は、去る1月15日東京地方裁判所民亊第19部蓮井俊治裁判官により出された決定に基づき強行されたものであるが、そもそもこの決定には大きな問題がある。

この決定は「事業の決定は、事業者が自由に行い得るものであり、これを従業員において争うことができない」と言い切り、京品ホテルのように社長の放漫経営の結果、リーマンと小林社長により計画された不当極まりない売却劇であろうと、労働者はこれに従え、という。さらに「仮に解雇が解雇権を濫用したものとして無効であるとされても、使用者が事業を廃止した場合に、これを再開するよう請求する権限は従業員にはない」とまで言い切っているのである。こんなことが許されるのなら、放漫経営の責任をすべて従業員に背負わせて、会社の財産を勝手に処分し、会社を解散し、また別会社を設立し事業を行うということが容易に出来るようになる。昨今の「派遣切り」のような経営者のモラルの低下をさらに助長することになる。私たちが行ってきた自主営業は、京品ホテルの理不尽な廃業と従業員の不当解雇に抗して行っている正当な組合活動であり、東京ユニオンは、すでにこの不当な仮処分決定に異議申立を行っている。

京品実業の小林誠社長は自らの放漫経営で作った60億円以上の債務の清算のため、従業員とその家族を犠牲にして「理不尽な売買契約」を締結した。

労働組合に対しては、経営危機にいたった経過や売買契約の内容について一切開示することなく団体交渉を一方的に打ち切り、昨年10月20日の廃業と従業員全員解雇を強行した。しかし、昨年11月21日、リーマンの意を受けた京品ホテルの買主・株式会社LCホテルズは、既に売買契約の解除を京品実業に通告しており、12月22日にも改めて「今後も売買契約を復活させる意思はない」と通告してきている。暴力的な強制執行で組合員を立ち退かせたとしても、労働組合東京ユニオンとの間で話し合いを持ち合意を得ない限り、この争議が解決することはない。全国ユニオン及び東京ユニオンは、ともに固いスクラムを組み闘ってくれた仲間の支援に心から感謝するとともに、京品実業と債権者サンライズファイナンスの責任を追及し争議の勝利まで闘っていく。          以 上

「京品ホテル強制執行。の巻」(雨宮処凜がゆく!)

マガジン9条「雨宮処凜がゆく!」の第87回は、「京品ホテル強制執行。の巻」です。

NHKスペシャル

昨夜(26日)午後10時から「NHKスペシャル」を観ました。タイトルは「リストラの果てに~日雇いに流れ込む人々~」で、日雇い派遣業者の実態を取材したものでした。派遣業者が、日雇い派遣が禁止された後の対策をすでに始めている様子も映し出されていました。
再放送が28日の深夜に予定されています。ご覧にならなかった方は是非観て下さい。

<NHKスペシャル>
リストラの果てに 
~日雇いに流れ込む人々~

※再放送 1月29日(木)午前0時45分~1時34分(28日深夜)総合テレビ


今、人材派遣会社に日雇い派遣の仕事を求める声が殺到している。景気悪化により、「派遣切り」された非正規社員の若者たちに加え、解雇された正社員の中高年からも電話がかかってくる。グッドウィルやフルキャストが違法な派遣を繰り返したため、原則禁止が打ち出された日雇い派遣。皮肉にも、未曾有の不況の中で最後のセーフティーネットとして機能している。 

規制緩和で誕生した日雇い派遣。当初は、学生や主婦などの副業として考えられていた。しかし、フタを開けてみれば就職氷河期の若者たちに加えて、リストラされた中高年も流れ込み、ワーキングプアの受け皿になってきた。多くの企業が日雇い派遣による調整を前提としたビジネスを展開してきた中で、日雇い派遣の禁止は大きな痛手となるはずだが「日雇い派遣が禁止されても実態は変わらない」という声も上がっている。

師走の人材派遣業界に密着し、現場の実態に迫る。

1.23先行上映会&シンポ

ブログ「憲法たんば」の管理人さんも参加された、1月23日夜の「フツーの仕事がしたい」先行上映会&シンポジウムについて、JANJAN ニュースに山本ケイ記者の記事が載っています。タイトルは、「雇用環境悪化と政治の役割について映画上映とシンポ開催」です。

昨日の夕方、たまたまテレビをみていたら、関西テレビのニュースで「フツーの仕事がしたい」の特集をやっていました。シンポの模様も紹介していました。瞬間的ですが、「憲法たんば」さんも2回ほど映っていましたよ。

神戸新聞丹波版

神戸新聞25日付けの丹波版に、1.28イラク講演会の記事が載っています。
神戸新聞・イラク講演会

JANJANニュース(その2)

JANJANニュースは、京品ホテル強制執行の記事を続けて発信しています。

京品ホテル―雇用を破壊した強制立退き

京品ホテル強制執行―しゃぶしゃぶ「連帯の味」は一生忘れない!

JANJANニュース

JANJANというニュース・サイトがあります。「京品ホテル闘争」の記事もたくさん載っています。
最新記事のタイトルは、「労組自主管理の京品ホテルに立退き強制執行、25分で完全制圧」。ホテル宿泊者として取材していた田中龍作記者のレポートです。

許せない強制執行

自主営業を続けてきた京品ホテル労働者の生存権を暴力的に奪う「強制執行」が25日朝、東京地裁および警官隊によって行われました。200人のピケ隊をゴボウ抜きにして、労働者を排除したのです。血も涙もない強制執行は、本当に許せません。以下は、東京ユニオン委員長と京品ホテル支部長の総括発言です。ブログ「京品ホテル、自主営業中!」からの引用です。

委員長「京品ホテルが警察に暴力的に奪われてしまった。しかし京品ホテルの自主営業のたたかいが100日以上続いたことは新しい労働運動の新しい幕開けである。まだこれで終わりではない。京品ホテルの闘いも続く」

支部長「支援してくださったみなさん、全国のみなさんに感謝します。警察は人を守るものかと思っていたのに…腹立たしい。悔しい。しかし私たちはこれからも闘い続ける」


写真は、「京品ホテル、自主営業中!」から

京品ホテル2

3月末、結成?

先日、たんばユニオン(武庫川ユニオンたんば支部)正式結成に向けて、準備会の会合を持ちました。雇用をめぐる状況について情報交換した後、正式結成について話し合いました。その結果、3月末に結成大会を行う方向で準備を進めることになりました。また、第2回目の交流会を2月に丹波市内で開くこことも確認しました。

神戸新聞・丹波版

1月14日付け神戸新聞の丹波版に「世界的不況、丹波を直撃 『派遣』300人失業か」という記事が出ていました。丹波総局・敏蔭潤子記者のレポートです。以下、全文を紹介します。


世界的不況、丹波を直撃 「派遣」300人失業か(神戸新聞・丹波版1月14日) 

世界的な景気後退の影響が、丹波地域でも色濃く出ている。自動車部品メーカーでは、1月の生産量が昨年同月比6割に落ち込んだところもあり、人材派遣業者は「昨秋以降、今月末までに300人規模の派遣労働者が失業する」と危機感を強める。有効求人倍率が昨年4月から0.8倍を切り、景気が低迷する中、雇用情勢は厳しさを増している。(敏蔭潤子)

丹波地域の人材派遣業でシェアトップの「タイト・ワーク」(本社・丹波市氷上町)氷上営業所では昨年9月末、380人いた派遣労働者が、今月初旬には260人に減り、今月末には、さらに50人減る見込みだ。8割が自動車関連企業で働いていた。

同地域の別の人材派遣業者でも、昨年11月末から「雇い止め」が急増し、「稼働人数」が50人減った。派遣先の半分近くが自動車部品製造業だが、自動車部品はすそ野が広く、同社営業所長は「電子部品、プラスチック製造業など影響は大きい」と話す。

丹波市内の自動車部品業者は、大手メーカーの減産を受け、昨年11月の生産量が前年同月比90%、同12月は69%、今年1月は56%まで落ち込む見込みだ。平均1日1時間の残業を全廃。1月は操業を2~4日休む予定で、「派遣」50人を25人に減らした。

大手メーカーがこのほど発表した2、3月の追加減産がさらに悪影響を及ぼすとみられる。工場長(55)は「一割の派遣社員を毎年、正社員化し、企業体質の向上を図ってきた。優秀な人材が多かっただけに、こちらもつらい」と話す。

有効求人倍率は原油高などで昨春から悪化しており、自動車不況が追い打ちをかけた。昨年4月に0.76倍だったが、10月は0.69倍、11月は0.66倍まで落ち込んだ。デフレ不況下の2003年8月以来の低水準で、ハローワーク柏原の職員は「12月は求職者が目に見えて増えた」と指摘し、さらに悪化するのは間違いなさそうだ。

景気低迷は他業種にも広がっており、篠山市のプラスチックメーカーでも昨年11月以降売り上げが落ち込み、前年同期比3割減になっている。納入先のメーカーが、原油の値下げが価格に反映されるまで買い控えているのでは、と同社は分析する。加えて、不景気による消費者の購買意欲低下も原因に挙げる。

丹波市のショッピングセンター「ゆめタウン」を管理運営するタンバンベルグの本庄健吾営業課長は「不況の深刻化は感じるが、都市部の百貨店、スーパーに比べれば落ち着いている。それだけに、これからの影響を恐れている」と話す。

厳しい経済状況の中でも好調な企業がある。太陽光発電やオール電化システムの工事を手掛ける丹波市内の業者は、今年から3年間、収益3割増を目指す。同市の電機部品メーカーも、環境に優しい輸送手段として見直されてきた電車関連の受注が好調で、本年度の売り上げは05年度の1.5倍を見込んでいる。

「年越し派遣村の経験。労働者支援に生かすには」(毎日新聞)

<毎日新聞 2009年1月19日 東京朝刊より>

◆年越し派遣村の経験。労働者支援に生かすには。

◇総合相談窓口、全国に--失業し野宿…過酷な境遇大半、シェルターとセットで

契約の中途解除などで仕事と住居を失った派遣、期間労働者など非正規労働者を支援する「年越し派遣村」が年末年始、東京・日比谷公園で開催された。村には約500人の労働者が住居と食などの支援を求め殺到した。

「死を決意して(樹海のある)富士に行ったが、駅のテレビで派遣村のニュースを見て足が止まった。どちらに行くか迷った末に派遣村にたどりついた」。派遣村の実行委員会が15日に東京都内で開いた集会で“村民”の40代男性は目を潤ませて体験を語った。

男性は派遣労働者ではなかったが、仕事を辞めざるを得ない状況に追い込まれた。住居も蓄えも家族も失い自殺を考えた。村には同じ境遇の仲間がいた。男性は「派遣を一段低く見ていたが、話すうちに、同じ目線で考えるようになった。生活保護を受け、住居も決まった。ここを前向きに生きていくきっかけにしたい」と続けた。

過酷な状況に置かれた人々が集まった。実行委員会がまとめた村民からの相談(354人)では、「困っている内容」で最も多かったのは「派遣切りで仕事および住居を喪失」(21%)。次いで「派遣ではないが不況の影響で失業状態」(20%)、「日雇い派遣をしていたが仕事がなくなった」(16%)が多かった。村民のほとんどが住居を失った人々で、村に来る前は野宿をしていた人が57・9%。その他の人はネットカフェなどを利用していたが、仕事がない中で所持金が限界にきていた。いずれ野宿に陥る可能性が高い状態だった。

村では食と寝泊まりができるシェルターを提供。労組や弁護士などの協力を得て、仕事探し、生活保護など生活相談、住宅に関する相談を複合的に行える総合相談体制を作った。行政ではハローワークや福祉事務所などバラバラの窓口で行われるため、相談が解決に結びつかないケースが多い。総合相談が短期間での生活保護申請につながり、272人の受給が決定した。

シェルターから総合相談、生活保護申請、アパートなど住居確保、仕事の確保とステップを上りながら野宿状態を解決するモデルケースができ上がった。

村長を務めたNPO「自立生活サポートセンターもやい」の湯浅誠事務局長は「生活保護を受ける人は働く意欲がないとよく言われるが、現実は逆だ。就職活動をして働こうと思ったら生活保護を受けて住居を定めるのが先決だ」と説明する。

実行委員会には全国から派遣村を求める声が相次いでいる。実行委は(1)全国にシェルターと総合相談窓口を設置する(2)派遣切りを行った企業責任を追及し雇用基金などの創設(3)乱暴な解雇を許さない労働者派遣法の抜本改正--などの支援が必要と主張する。

湯浅さんは「今回の行動を2歩目、3歩目につなげていけるかが問われている。社会の責任、政治の責任としてセーフティーネットなど社会システムの再構築に取り組んでいくべきだ」と話している。【東海林智】

東京地方裁判所の決定に対する声明

<東京地方裁判所の決定に対する声明>2009年1月15日

        全国コミュニティ・ユニオン連合会 会長 鴨 桃代
        労働組合 東京ユニオン 執行委員長 渡辺 秀雄

本日、東京地方裁判所民亊19部蓮井裁判官より、京品ホテルから東京ユニオンと組合員の立ち退きを命ずる仮処分の決定が出された。

しかもこの決定は「事業の決定は、事業者が自由に行い得るものであり、これを従業員において争うことができない」と言い切り、たとえ偽装解散であろうと、また本件のように2年間の黒字経営の中での小林社長とリーマングループによる不当極まりない売却劇であろうと、労働者はこれに従えという。「仮に解雇が解雇権を濫用したものとして無効であるとされても、使用者が事業を廃止した場合に、これを再開するよう請求する権限は従業員にはない」とまで言う。これでは世界大不況に突入した日本社会で、吹き荒れていく会社整理やリストラに対して、労働者は何の異議申し立てもできないことになる。

全国ユニオン及び東京ユニオンは、この決定を不服として「異議申立」をすると共に、私達が行っている自主営業は、京品ホテルの理不尽な廃業と従業員の不当解雇に抗して行っている正当な組合活動であり、今後も断固として続けていくことを声明する。このような不条理な決定に屈せず、労働者と家族の生存権をかけて、ユニオンは闘い続ける。

京品実業の小林誠社長は自らの放漫経営で作った60億円以上の債務の清算のため、従業員とその家族を犠牲にして「理不尽な売買契約」を締結した。

労働組合に対しては、経営危機に至った経過や売買契約の内容について一切開示することなく団体交渉を一方的に打ち切り昨年10月20日の廃業と従業員全員解雇を強行したのである。しかし、昨年11月21日、リーマンの意を受けた京品ホテルの買主・株式会社LCホテルズは、「当社が京品実業らとの間で京品ホテルにつき売買契約を締結していたことは事実です。しかし、当社は既に売買契約を解除しており買主としての立場にはありません。」と東京ユニオンに通告してきた。更に、昨年12月22日には改めて「今後も売買契約を復活させる意思はない」と断言している。裁判所はこの点もなんら斟酌していない。

労働組合東京ユニオンとの間で誠意を尽くした話し合いで合意を得ない限り、私達を京品ホテルの建物から強制的に立ち退かせようとも、なんら本件解決の枠組みはできない。

京品実業は、仮処分の審尋のなかでも、何一つ解決策を提示することをせず、ひたすら立ち退きの「決定を出してくれ」と裁判所に迫るばかりだった。

今回の、仮処分の決定は京品ホテルにおける労使紛争の解決には全く寄与することはない。むしろ、労使紛争を泥沼化させていくものにしかならない。

強制執行が行われ、京品ホテルの建物が債権者リーマンの手に渡れば、港区の歴史的建造物にも指定されているこの建物は、取り壊されてしまう。そのことは、地元住民の利益にも反する。短期間に、地元住民を含む5万人以上の人々が「京品ホテルの存続を求める要請書」に署名を寄せてくださったことからも明らかである。

全国ユニオン及び東京ユニオンは、今回の不当な決定に屈することなく、全国の働く仲間と地元の住民の皆さんのご支援を得て、強制執行があろうとも、これをはねかえし、労働者が人として働き生きて行くための大切な職場を守っていく決意である。 
 以 上

「『退職強要するな』 田崎真珠社員が労組結成」(神戸新聞)

神戸新聞に、「『退職強要するな』 田崎真珠社員が労組結成」という記事が載りました。神戸ワーカーズユニオン田崎真珠分会結成を伝える記事です。

城崎にて

1年ぶりに城崎に出かけ、地域労働運動の先頭に立って頑張っておられる尼崎地区労のSさんの話を聴きました。自らの経験をもとに、労働運動の未来と可能性について熱心に語られました。「労働組合が弱体化すれば職場が荒廃する」と話し、「自分で限界を決めつけないこと」「世の中を変えるためには、まず自分を変えること」が重要と語りました。

kinosaki

立ち退き仮処分で不当決定!(ブログ「京品ホテル、自主営業中!」)

本日(15日)東京地裁は、自主営業を続ける京品ホテル労働者にとって全く不当な仮処分を決定しました。以下、ブログ「京品ホテル、自主営業中!」から、全文引用します。


本日午前、東京地裁民亊19部蓮井裁判官は会社の提起した立ち退き仮処分裁判で仮処分決定を下した。

内容は「主文 1.本決定送達の日から1週間以内に債権者が債務者に300万円の担保を立てることを条件に(1)債務者は債権者に対し別紙目録記載の土地建物から退去してこれを明け渡せ(2)債務者はその組合員又は第三者をして本件物件に立ち入らせてはならず、また現に立ち入っているものを退去させてはならない」というもので120%会社の言い分を認めている。

しかも「事業の決定は事業者が自由に行いえるもので従業員がこれを争うことが出来ない」とまで言い切り偽装倒産や不正な手法での会社解散などでもいっさい労働者の生存権を認めないというに等しい内容である。

東京ユニオンおよび全国ユニオンは本日午後4時30分から、京品ホテル内で記者会見を行い、これに対する見解と戦いの方針を明らかにします。

ひょうごユニオンが「派遣切りホットライン」 

神戸新聞によると、ひょうごユニオンは14、15日、「製造業派遣切りホットライン」を開設します。不況の中で派遣切りに遭った人や、最長3年の派遣期限が満了となる「2009年問題」に直面している派遣労働者らの相談を受け付けます。
受付時間は、午前10時~午後8時。
09年問題では、まだ多くの企業が派遣期限後の雇用体制を決めていません。不安を抱える労働者たちに、直接雇用を求める際の助言も行います。
 ※ ホットライン 078-251-1172

「遭難フリーター」その2

ドキュメンタリー映画「遭難フリーター」

<解説>
派遣社員として工場に勤務する若者が、自らのカメラでその日々を収めたドキュメンタリー。監督は大学時代に映像を学び、本作でデビューをした岩淵弘樹。『新しい神様』の土屋豊と雨宮処凛が、それぞれプロデューサーとアドバイザーを務める。2006年春から1年をかけて撮影されているだけあり、厳しい現実や赤裸々な思いがひしひしと伝わるとともに、マスメディアが伝えようとする派遣労働者の実態との違いを浮き彫りにする。

<ストーリー>
2006年の春。東京に憧れていたはずなのに、埼玉のメーカー工場で派遣社員として働いている23歳の青年、岩淵弘樹。寮と工場を自転車で往復し、単純作業を繰り返す毎日だ。その上、高校時代の友人には苦言を呈され、テレビ取材では派遣労働者の悲惨さを都合良く演出されてしまう。

「遭難フリーター」

読売新聞に映画「遭難フリーター」の記事が出ていました。
「遭難フリーター」の監督兼主演は、26才の岩淵弘樹さんです。
読売新聞の記事のタイトルは、「おれ派遣、おれを撮る…26歳『岩淵監督』が映画化」。この映画については、雨宮処凛さんも以前にマガジン9条で紹介していました。(雨宮処凛がゆく!10「遭難フリーター、の巻」)
雨宮処凛さんは、この映画のアドバイザーを務めているのです。
この映画が今年3月、東京(渋谷・ユーロスペース)で劇場公開されるそうです。


07年7月、作品が初公開されると、「当事者が初めて派遣労働者の思いを発信した」と話題になり、各地で上映会が開かれた。
格差社会と言われる今の日本。岩淵さんの思いとは別に、そこでの非正社員の立場をストレートに映し出す作品は、香港やロンドンの映画祭にも招待された。(読売新聞)

「市民課臨時職員、安定雇用を確認」(ターザンの呟き)

ブログ「ターザンの呟き」によると、1月9日、「武庫川ユニオン尼崎市役所分会支援闘争委員会」と尼崎市との交渉が行われました。尼崎市当局の回答内容は、「市民課で09年4月より嘱託職員として雇用する。細部はユニオンと今後協議する」というものでした。

「年越し派遣村のお正月。の巻」(雨宮処凜がゆく!)

マガジン9条の「雨宮処凜がゆく!」最新号は、「年越し派遣村」の様子を伝えています。
タイトルは、「年越し派遣村のお正月。の巻」です。

派遣村始動

年末31日午前10時から東京・日比谷公園内で「年越し派遣村」の開村式が行われました。ブログ「年越し派遣村」がこの開村式の様子をレポートしていますが、連合、全労連、全労協の代表が連帯のあいさつをしたとのことです。「派遣切り」の嵐のなかで、日本の労働運動に何か新しい流れが生まれつつあるのでしょうか?
この年越し派遣村について、テレビでも報道されていますが、入村者は増え続け、300人を超えたそうです。そして、実行委員会が用意したテントが足りなくなり、公園そばの厚生労働省の講堂を開放させたとのことです。

元日

2009年を迎えました。いただいた年賀状のなかにも、「たんばユニオン」結成を促す文面がいくつかありました。解雇された派遣労働者の年越し報道をみながら、2009年春の「たんばユニオン」正式発足を改めて決意した元日でした。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。